なんとなく書きたいと思ったことが思い浮かんだのでブログの更新です。
何か始めたいと思いながらも足踏みしてしまって結局始めないってことって結構ありませんか?
思い浮かんだことが簡単なものから難しいものまで100個あったとして
実際に行動に移すのって1個とかだったりするような気がしますw
私がやっているアクセサリー販売というのがわかりやすく説明できるのでこれを例にして以下の話を進めていこうと思います。
貴方がアクセサリーを作って売ってみたい!!
と思ったとします
これを始めるタイミングはいったいいつが最適なんだと思いますか?
これに関しては答えがあるものではないと思うので
あくまでも私が思う最適なタイミングということを書いてみようと思います。
多くの人がしっかりした技術を身に着けてから販売していこうと考えると思います。
技術のレベルを数値化して100が最高だとしたら
技術レベルが80を超えてから販売しようと考える人が多いような気がします。
周りの人に「アクセサリーの販売はどうしたの?」と聞かれたときに
「いや、私はまだ販売できるレベルじゃないからもう少し頑張ってから販売しようと思う』といい
結局なんか自信を持てずに販売をすることをやめてしまった
ということが多いような気がします。
私が思う物事を始めるタイミングは
「最低限の技術を身につけたらすぐに始める」です。
その最低限のボーダーラインは思っているより低いレベルでもいいと私は思っております。
そして技術に関しては
『練習で身に着けて、実戦で磨く』が一番だと思っております。
というか練習では身につけた技術のレベルは上がりにくいです。
ここでたとえ話に私が趣味でやっているバスケットボールの話になってしまうのですが。
私はスリーポイントシュートという遠くから打つシュートが得意です。
練習で最低限スリーポイントを打つ技術と50%ぐらいの確率で入る技術を取得していて、試合中でも積極的に打ちます。
私の隣には練習の時には60%の確率でシュートをいれるチームメイトがいて、試合中にはあまりスリーポイントを打たないとします。
練習中の確率では私の方がチームメイトより低いにもかかわらず
実戦の場面では圧倒的に私の方がシュートが入ります。
実戦でしか磨けない技術というのは間違いなく存在していてそれは練習で身に着けたことを
繰り返し実戦で磨いていくことでしか磨けないものだと私は思っております
このバスケットでの現象が他の物事ほぼすべてにいえるのだと私は思います。
身に着けた技術は実戦で磨くのが一番です。
アクセサリーを作るのも一緒です。
最低限の作り方を覚えて
私はすぐに販売を開始しました。
すると思ったより早く買ってくれる方がいて販売することに成功しました。
さてそれはなぜなのでしょうか?
「技術が高いから?」
「センスがあるから?」
「値段が安いから?」
技術に関しては30点ぐらいの時点で販売をしているので高くはない
センスに関しては今思うとこれを作っていたのか!と少し懐かしくも気恥ずかしいぐらいのセンス
値段に関しては確かに今に比べると安いかもしれませんが、しっかりと利益も考えた価格設定なので安くはない。
販売することができた理由は作品に特別感や私という人間が映ったからで
他にはない特別なものを買いたいと思ってくれた方の手に渡ったのだと思います。
その人に頼みたいと思えるものを作ることが何よりも大切なのだと思うのです。
話を何かを始めるタイミングに戻すと
『何かを始めたいと思ったら、始めたいと思う事に関連する最低限の知識や技術を身につけたらすぐに始める!!』
これが私の考えるベストです。
技術は作っていくうちに磨かれていきます。
この仕事を始めてから私は数千個の作品を作っています。
作業のクオリティー
作業のスピード
などに関しては間違いなく始めたころより圧倒的にうまくて早くなっていると思います。
それは実戦を繰り返した結果私が磨いてきた技術なのだと思います。
『私の技術はまだまだだから、もう少しうまくなったら始める!』
これをやめることができたとき
何かを始めることが今より楽になると私は思います。
『始めたことが成功しなかったら自分が否定されるようで恐ろしい』
成功のイメージは成功しないと得られないです。
はじめてもいないのに成功したイメージは経験したことないのであるわけありません。
そして失敗したときに、至らなかった自分に向き合う機会というのはとても大切です。
私も否定されるのは嫌ですし怖いです。
でも失敗には必ず自分に原因があってそれを認めて改善しなければ絶対に成功はしないと私は思います。
偉そうに語ってしまいましたが
私もやりたいと思う事はたくさんあったりしますが
結局やらないことが多いですw
そんな中でもこれだけはやろう思ったのが今のアトリエ Le Tourとしてのアクセサリー作家。
私は別にすごく売れっ子の作家というわけではないですし、有名なわけではないです。
私より制作技術がある方もたくさんいらっしゃいます。
周りで支えてくれている人たちや作品をいいと思ってくれている方のおかげで何とか楽しく毎日を過ごさせてもらっている一人の作家です。
そんな私にほんの少しでも関わってくれている方で何かを始めようと思っている方がいたとしたら。
今回の記事が少しでも役に立てればいいなと願っています。


